私どもは大正五年、真庭市(旧河内村)に、事業所を構えて以来九十年を迎え、
昭和三十三年に弊社清掃事業の先駆けとなった真庭清掃社を設立して48年を迎えることが
できました。これもひとえに自治体 各関係各位をはじめ、地域の皆様の清掃事業に対する
深いご理解とご協力、ご愛顧の賜物と心より感謝いたしております。
この言葉に言い尽くせない感謝の思いを皆様にお返しするすべはないかという、
創業者 故 牧 晋の強い思いから、始まった社会福祉事業も約三十億円の投資の結果ようやく
軌道に乗りはじめ、真庭市及び近隣にお住まいになる多くのお年寄に利用していただいている
ことは、心より喜びに感じております。
代が変わりその強い志をいかにして引き継いでいくかを模索しておりました。
その様な中で、昨今デジタル化による活字離れが懸念され、
特にテレビ番組(クイズ、芸能、テレビゲーム)などによる
思考能力の低下は大きな問題であると考えられます。
子供達が本を手にすることがなくなっております。
市町村においても、予算の問題などでこの一番大切な青少年の育成が
疎かになっているといわざるをえません。
そこでささやかながら地域の方々と共に本に親しめる環境を提供できないかと考えていました。
色々検討した結果古い歴史があり、醍醐の里などで地域が活性化されている鹿田地区に
文庫館を設立するにいたりました。
の方々と子供達が気軽に集まり、コミュニケーションが図れる環境にしていきたいと
考えております。