創業経緯
明治20年(1887年)、社会は非常に貧しく福祉という考えもなかった時代に日本で初めて孤児院を設立したのが石井十次でした。孤児院設立に至るまで、十次は岡山で医師を目指し医学生として活動していましたが、ある孤児を引き取ったこと、そしてキリスト教への信仰をきっかけに医師への道を断念し孤児救済に心血を注ぎました。孤児院の運営には莫大な費用が必要でしたが、倉敷紡積株式会社の社長であった大原孫三郎など個人や企業の寄付等で孤児院は運営されました。
その活動を同じくして援助していた備前香登(かがと)にあった備前焼の窯元であり、五郎辺衛酢という名の酢を醸造していたのが十字屋商店。商いを行いながら孤児救済に力を貸す同社の取り組みに感銘を受けたのが創業者である牧利夫でした。愛と祈りと奉仕の精神を受け継ぎ、真庭の地で開業したいと考えた利夫は真庭から備前まで遠路にも関わらず毎週米を運び孤児救済の一助にと力を注ぎました。
事業活動は私利私欲のためでなく、受くるより与えるが幸いなりの言葉の如く、地域社会において共に生かされている私たちにできることはないか、という
「共生」を経営理念として受け継ぎ、地域社会に必要とされる企業であり続けたいと考えます。
石井十次
岡山孤児院
十字屋グループ 社歴
大正 5年 4月 |
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十字屋商店開業 |
昭和33年 9月 |
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真庭清掃社設立 代表取締役に牧 晋 就任 |
昭和37年 4月 |
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有限会社十字屋に組織変更 |
昭和46年 4月 |
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真庭環境衛生管理株式会社設立 代表取締役に牧 晋 就任 |
昭和48年 4月 |
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株式会社十字屋に組織変更 |
平成 6年 8月 |
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社会福祉法人十字会 理事長に牧 晋 就任 |
平成15年10月 |
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真庭環境衛生管理株式会社 代表取締役に牧 生夫 就任 |
平成16年 2月 |
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株式会社十字屋 代表取締役に牧 生夫 就任 |
平成16年10月 |
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真庭市西河内696-43に本社機能を移転 |
平成18年 1月 |
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危機管理部門設立 |
平成19年 4月 |
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真庭市鹿田地区、十字屋文庫館開設 |
平成20年 4月 |
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十字屋グループ設立、株式会社十字屋JSHOP開設 |
平成22年 4月 |
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真庭南営業所・真庭中央営業所・真庭北営業所開設 |
平成25年 4月 |
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株式会社J-BUILD設立 株式会社十字屋岡山営業所開設 |
平成26年 5月 |
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株式会社J-BUILD真庭市開田321に移転 |
平成27年 4月 |
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真庭あぐりガーデン開設 |
平成27年11月 |
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一般財団法人十字屋教育財団設立 |
平成28年 3月 |
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株式会社オール真庭設立 |
平成28年 4月 |
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十字屋商店創業100周年を迎える |
平成28年 7月 |
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真庭環境衛生管理株式会社 代表取締役に牧 一穂就任 |
令和 2年12月 |
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「おかやまSDGsアワード2020」受賞 |
令和 4年 3月 |
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吉備中央町「デジタル田園健康特区」に指定 |
令和 4年 7月 |
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デジタル田園都市国家構想事業に参画 |
昭和32年2月入車
業務のスピードと効率向上を行った
昭和33年8月入車
1号車 バキュームカー
昭和35年11月入車
2号車 バキュームカー
昭和36年7月入車
3号車 バキュームカー
昭和36年9月入車
4号車 バキュームカー
昭和39年4月 バキュームカー
昭和45年6月 バキュームカー
昭和45年9月 バキュームカー
昭和57年10月 ダンパー車
大正5年4月
十字屋商店開業 牧利夫/綾子